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Webアプリケーションエンジニア (経験8.8年)
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短縮された集中力と持続力を取り戻すための執筆

LLMの登場により開発速度は向上しましたが、逆説的に、物事にじっくりと取り組む忍耐力は減少しました。短期的な成果に固執しがちなこの時代において、文章を書くという「遅い行為」を通じて、粘り強さと待つ姿勢を取り戻していく、筆者の個人的な省察と訓練の過程を記しています。

最近、我慢強さが著しく低下したと感じています。これは、もともと幼い頃からの性格だったようにも思いますが、何事も「一日で全てを終わらせなければならない」という強迫観念を持って取り組んでいます。その極端な例がゲームで、一度プレイし始めると最後までやり遂げなければ気が済まないため、特にRPGでは、レベル20くらいで寝ればいいものを、使いたいスキルを習得するためにレベル60までは上げなければと、徹夜をして丸一日以上ゲームに没頭することもありました。開発者になってからも、ある機能の開発を終えるまでは気が休まらないため、残業どころか夜明けまで作業するのが日常でした。そのため、食事も決まった時間に摂るというよりは、自分が設定した中間チェックポイントに到達して初めて摂る、という感じです。

この傾向が最近さらに顕著になったと感じるのは、LLMの登場以降、開発に費やす時間そのものが非常に短縮されたからです。以前なら一つの機能を開発するのに一日を費やしていたと仮定すると、最近は一日に5つの機能を作り上げようとする傾向が強まっています。これにより、業務の生産性というか密度は非常に向上しましたが、一方で「この単一作業はいつまでに終わらせなければならない」という強迫観念が強くなり、一つ一つの作業に時間をかけてじっくり取り組むという性質が少し弱くなったように感じます。一つ記事を書くにも数時間かかるのは当然ですし、運動をして筋肉を鍛えるのも数ヶ月は要するのに、その「遅さ」に耐えられないのです。

LLMの助けを借りられるものを除き、健康や食生活、あるいは様々な意味での成長といったものは、地道に続けることの価値が非常に重要です。しかし、短期的な成果が見えないと、前述の傾向のため、簡単に諦めてしまいがちです。こういう時こそ、じっくりと取り組む粘り強さや我慢、そして待つことを知る姿勢が必要だと考えますが、それがなかなか難しい。そんな中、最近ブログを完成させてから、思いついた時にメモを取り、自分で記事を直接書く習慣を通じて、少しずつですが訓練になっているように感じます。記事を書くのに数時間かかることに対し、他のことならば「時間の無駄だ」とか「時間がかかりすぎて非効率だ」などと考えてしまいがちですが、文章が持つ「遅い」という特性のおかげで、そうした気持ちを捨てる訓練になっているように思います。

短縮された集中力と持続力を取り戻すための執筆
Author
Aaron
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Licensed Under
CC BY-NC-SA 4.0
CC BY-NC-SA 4.0
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